長距離おさんぽ部

長い散歩が好きです

復活とリハビリ、梅雨の日のおさんぽ(新地駅〜山下駅:19km)

思い出の振り返りで記事は一気に書いていますが、初回から実は4ヶ月空いています。

それほど膝に大打撃を受けたのでした。リハビリの春。

今回の記事は前回のゴールの新地駅から山下駅まで、福島県宮城県の県境を越えます。

当日は生憎の雨模様。

ですがそこまで雨も強くなく、折りたたみ傘を差していれば大丈夫そうです。

しっとり濡れた地面と湿った空気もまた良いです。

季節が完全に変わってしまったので、稲穂がもう実っています。

青々とした田んぼはとてもきれいですが、水を張った頃が一番好きなのでその季節に歩けなかったことが大変悔やまれます。

雨の日の神社もまた良いです。何神社だったかは完全に忘れました。

道のあちらこちらにかたつむりがいました。最近かたつむりを見ないと思っていましたがいるところには大量にいるのですね。

踏まないように歩くのが大変でした。何匹か踏んだ可能性もあります。

堤防工事中のトラックに怯えながら、海の見えない平坦な海沿いの道を歩いていると、気づけば宮城県に来ていました。どこで越えたのかわからず仕方なくポールを撮影していました。

今回は距離をしっかり20km以内と決めてきたので足取りも軽快です。

このあたりはずっと平野が続いており、2011年東日本大震災での津波の被害も大きかったことが伺われます。

今は震災遺構として残されている中浜小学校もその被害にあいましたが、建て替えの際に嵩上げをしていたおかげで、近隣住民含む90人が屋上で難を逃れました。

現在一般公開されていますが、この日はコロナのため休館となっていました。

みちのく潮風トレイルはこのように震災の傷跡を目にする機会が多くあります。

テレビやネットで報道や写真をみるのと、現地で波の音を聞き空気を感じることは全く異なります。

確かに当時、そこには住民の方々の生活があって、今どのように新たな生活を築いて行っているのか、傷を抱え、完全には元には戻せないながらも尽力する人々の姿が見えます。

ずっと海沿いを歩いているはずなのですがあまり海は見えず、川沿いも護岸工事が進められています。

このようなところが東北の太平洋沿いには多く見られます。

安全を取るか、景観をとるかというのは難しい問題です。大きな堤防があるからと言って完全に守られるわけではないので、結局は避難の仕組みや住む場所を考えていかなくてはならないのかなと思います。

しかしその時間稼ぎがあるだけで救われる人が多くいるでしょう。

震災の傷跡にしんみりしつつも梅雨の田んぼに癒やされたおさんぽになりました。

膝は19kmでは爆発しませんでしたが、次の日筋肉痛になりました。

リハビリはうまく行ったようなので、ここから定期的に歩けるようになりました。

使っていませんが膝サポーターはずっと持ち歩いています。

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